2024.2.11(日)@天満南小学校
一年近く戦ってきた「稲美のリーグ」最終日。この日の対戦相手は、平岡北、天満SC(以上交流戦)、高砂レッドスターでした。
参加メンバーは10人。3年生はケイゴ、アンナ、ナギサ、シンジ、リョウセイ。2年生はアツト、1年生はエイタ、ユズキ、ケイちゃん。4年生からはカエデが来てくれました。
平北や天満は12月に対戦済み。その時は、みんなの良さであるボールを奪いに行く姿は影を潜めてしまい課題が残る内容でした。
2度目の対戦。点差が開くことで消極的になることを回避しようとDFを4人で固め、リトリート(守りの際に自陣まで戻る)に挑戦。結果的には、両カードともに失点を重ねる展開になってしまいましたが、最後まであきらめずにボールを奪いに行く姿勢が見られました。
カエデが出場してくれたことはアンナやナギサにとっても心強かったと思います。4人で守ることで、心理的な負担も少なくなったかもしれません。こうした変化はしっかりと分析して、今後につなげていきたいです。
リーグ最終戦は高砂RS。対戦前、相手チームの子どもたちの動きから、勝算はあると思っていました。しかし、試合が始まってみると、別人のような動きを見せる高砂RS。お互いの技術や強度が近い相手に発揮する子どもたちの闘争本能は、どのチームの子どもも同じ。早い段階で失点を許した時は少し焦りましたが、「やってることは間違ってないよ!」と声をかけ続けました。
そんな中で生まれたリョウセイの同点ゴール。後半には一度逆転されるものの、再度リョウセイが左足で決めました。ゴール後にベンチに駆け寄ってくる姿や、タッチで迎え入れるコーチ、保護者のみなさん。本当に感動的な時間でした。
途中から1年生が参加してくれたり、最後はカエデにも助けてもらい戦い抜いた稲美のリーグ。多くの支えが一つになった、まさに全員サッカーというような最終戦。子どもたちにもしっかりと心に刻んでほしいなと思います。
ここからは少し余談です。
この日のリョウセイの2ゴールのパターン。親だから分かるのですが、彼が普段、自主練の中でやっている形そのものでした。最近まで練習以外でほとんどボールを触ることがなかったリョウセイですが、この頃は、午前練の後や午後練の前に近くの神社でボールを蹴るようになりました。
ターニングポイントは、対戦相手が欠場した12月の紅白戦だったと思っています。この日はマコトに再三、ドリブルで仕掛け、勝ったり負けたりを繰り返していました。ソウマがそのプレーを褒める場面も。
この日以降、明らかに練習外でのボールタッチ数が増えました。
4年生の子どもたちも練習以外で集まりボールを蹴っていると聞いていますし、シンジと一緒に神社にボールを蹴りに行った時には、コウキがパパと練習をしていたこともありました。彼らの成長は、こうした練習以外での努力の積み重ねによるものと思っています。
自分の役割はオフ(練習外)の時にボールに触れてもらえるよう導くこと、つまりはサッカーを好きになってもらうことだと思っています。そのためには、成功体験を積み重ねることができるような環境を用意すること、明日もボールを蹴りたいと思ってもらえるようなトレーニング、気持ちのいい終わり方も必要だと思います。
オフの時にいかにボールに触れてもらえるか。
リョウセイのゴールを見て、感じたことを書いてみました。子どもたちの成長に置いていかれないよう自分自信も学び、成長していきたいと思います。
長々とすみません!
引き続き応援よろしくお願いします!!