3月9日(土)@しあわせの村
本日は須磨ナイスサッカークラブ主催「COPA de chico Futbolista」に参加しました。出場チームは全部で8チーム。平岡は予選Bグループで、なぎさFC(神戸)、明石少年FC、須磨ナイスSC Wと戦いました。
参加メンバーは4年生が7人、3年生が4人。時折粉雪がチラつく寒さの中でしたが、最後までがんばりましたね。予選の途中からは体調を崩していたタイシがチームに合流してくれました。少し不安はありましたが、ディフェンスの要、センターバックでの出場をお願いしました。
予選の3試合目、初勝利の試合。フォーメーションはこれまでの3バックから、2バックに変更しました。中盤や前線で孤立するソウマをサポートする選手が必要だと感じ、マコトやタケルをボランチに起用。慣れたポジションではなかったと思いますが、ディフェンス陣からのボールを足下でおさめて時間を作ったり、センターバックのタイシが前線にポジションをとった時は、最終ラインにおりるローテーション(移動)もできました。
1勝2敗で進んだチャレンジトーナメント。優勝をかけた試合はPK戦に。マコトが「蹴るの俺らが決めてもいい?」と聞いてきたので、一瞬悩んで「任せるわ」と伝えました。迷いがあったのは、日本代表の挙手制によるPK戦敗退がチラついたため。それでも彼らに任せたのは、一瞬でも負けを連想してしまったコーチの采配よりも、勝利に一途な子どもたちの感覚を大事にしたいなと思ったからです。
PK戦ではマコト、タイシ、ソウマが成功。相手の3人目をタイシが見事セーブし、チャレンジトーナメントの優勝をつかみとりました。
まだ正式には発表されていませんが、今の4年生を担当するのは一旦お休みになります。4月からは新4年生と新3年生を担当する予定です。そのため、今大会は4年生と一緒に戦える最後の大会。結果論と思われるかもしれませんが、形に残る何かを子どもたちと得たいなと何日も前から思っていました。
タイシたちの学年が2年生の時から、ケイゴたちが1年生の時から担当してきましたが、勝つ経験を満足にさせてあげることもできませんでしたし、他のチームがSNSでアップするような、トロフィーや盾をかかげるような思い出も作ってあげることはできませんでした。
それでも最後の最後、まるでギフトのような思い出を、立派な盾とともに子どもたちと作ることができました。全体で見れば5位かもしれませんが何かをつかみ取る経験が大切ですよね。
平岡カップの時には「トロフィーは近いぞ!」と書きましたが、それを見事に達成してくれた子どもたち。本当におめでとう!寒い中でしたが、応援ありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いします。
COPA de chico Futbolista=スペイン語でサッカー少年の大会